韓国「天皇謝罪発言」議長が鳩山由紀夫氏に謝罪した意外な思惑

 隣国の“反日”に異変が起きている。

 今月13日、韓国の文喜相国会議長が、訪韓していた鳩山由紀夫元首相との昼食会で、従軍慰安婦問題に関する自身の“天皇謝罪発言”を謝罪したのである。

 もっとも、そこは“反日がDNAに刷り込まれている”彼の国のこと。心からの謝罪とは程遠いようで、さる韓国人ジャーナリストも、

「文議長が“天皇は謝罪せよ”と発言したのは今年の2月。その後、日本から猛烈な反発を受けてもものともせず、開き直ってみせていたのですが、実は、この1カ月ほどで軌道修正を試みていた。もちろん、狙いあってのことです」

 その内容とは、

「5月に入り、彼は他の議員たちとともに“韓日議会外交フォーラム”なる議員連盟を結成。自ら名誉会長に収まった。結成の建前こそ“政府に任せるだけでなく議員外交を活性化することが重要”というものでしたが、ホンネは日韓関係の悪化がもたらす国内経済への悪影響を、すべて自分のせいにされたら堪らないということだったと見られています」

 随分ムシのいい企てだが、

「最近は国内メディアでも、“この先、日本から経済制裁でもされたらどうするんだ”と批判的な報道がなされるようになっている。文議長は、自分が標的にされることを想像して、青ざめたというワケです」

 ところが、日本への融和的アプローチなどという慣れないことをやるとヤケドするもので、

「議連の発足直後、彼らは“5月にも訪日する準備がある”“天皇にも会える”と国内メディアのインタビューでぶち上げてしまった。当然、そんな計画が実現するはずもなく頓挫。首脳会談を求める声が高まっているG20までには訪日して日韓関係改善に尽力したとアピールしたい一心で、今回の謝罪に至ったとみられています」

 転んでもタダでは起きない。これもお国柄か。

「週刊新潮」2019年6月27日号 掲載

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