「文政権」の「反日扇動」が北朝鮮へ飛び火 “旭日旗は戦犯、謝罪を”と言う大迷惑

■日本の外務省は「旭日旗は固有文化」と主張する


 韓国による「旭日旗はナチス・ドイツのハーケンクロイツ(Hakenkreuz)と同様の戦犯旗」だという反日扇動に、北朝鮮が同調している。日本の外務省がホームページで旭日旗デザインの多様性を紹介したことに関連し、北朝鮮の外務省は「世の中を嘲っている」と真っ向から反対する声明を出した。韓国の左派勢力は旭日デザインが入った服や旗、ポスターなどがメディアに登場する度に「戦犯旗」だと主張し、撤回を求めてきた。日本国民を憤らせた「NOジャパン」や「日本製品不買運動」でも旭日旗を燃やしたり、引き裂いたりと悪意のある行為を見せつけてきたことも。北朝鮮にまで拡散した韓国の旭日旗曲解の実体を追跡する。

 北朝鮮の外務省は9日、日本の外務省が「旭日旗のデザインは豊漁や出産、節句など日常生活で様々な場面で使われている」とホームページに載せたことに対し、ミン・ギョンム日本研究所研究員の寄稿文を掲載して「戦犯旗である旭日旗は侵略歴史を歪曲する」「歴史を否定し真実を歪曲することは日本特有の体質であり、慢性的に固まった悪習だ」と批判した。

 ミン研究員はドイツのナチス旗と旭日旗を同一線上で比較し、日本外務省が旭日デザインについての説明を中国語、英語、韓国語など多数の外国語に翻訳・掲載したのは「荒唐無稽な詭弁で世の中を嘲る」行為だと指摘。

 北朝鮮の旭日旗批判は、韓国が日本に対して植民地時代の歴史歪曲を続けているという「旭日旗非難」と似通っている。そもそも旭日旗は戦犯とは関係ない。

 旭日デザインは、太平洋戦争勃発以前の江戸時代に作られ、現在、日本の陸上・海上自衛隊の象徴となっている。

■旭日デザインを目にすると「戦犯だ、謝罪せよ」と主張する韓国人


 また農夫や漁師にとって豊かさを願うデザインであり、旭日旗は日本人にとってとても大切な文化遺産である。

 唯一、全世界で韓国のみが「戦犯旗」だと憤り、撤回を主張している。

 こじつけ論理の根本には韓国左傾化勢力の反日運動とこれを拡散する韓国メディア、反日世論に便乗した文在寅政権の策謀がある。

 最近、新型コロナウイルスに感染し、合併症で死亡したファッションデザイナーの高田賢三氏もまた、韓国人の旭日旗攻撃で死の瞬間まで侮辱を受けた。

 彼の死去が伝えられると、韓国メディアは「ケンゾーが日本軍国主義の象徴である旭日昇天旗を連想させる衣類を披露した」と題する記事を出し、ケンゾーが今年初めに旭日旗を形象化したキッズ製品を披露したと非難。

 これを見た韓国のネット市民らは「よく死んだ」「天で旭日旗の服でも着てください」と死亡した賢三氏に侮辱的な言葉を投げかけた。

 日本が輩出した世界ファッション界の巨匠が旭日デザインの入った服をデザインしたという理由で、死の瞬間まで嘲弄の対象に転落させられたのだ。

 犠牲になったのはケンゾーだけではない。

 韓国メディアは、イタリアの有名ブランドであるプラダ(PRADA)とクリスチャン・ディオール(Christian Dior)」が旭日旗を連想させる衣装をデザインしたと非難し、「ナチスのハーケンクロイツを禁止しながら旭日デザインは使う欧州ファッション界」と叱責する記事を書いてきた。

 度を越えた旭日デザインヒステリーは、スポーツ界と芸能界にも矛先を向けた。

 昨年、英プレミアリーグ(EPL)のリバプールが球団の公式ポスターの背景に旭日デザインを使うと、韓国の代表的な反日扇動家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授を中心とする韓国ネット市民は旭日旗を使わないようリバプールに抗議した。

 リバプールは謝罪文を掲示し、旭日デザインの入ったポスターを降ろす事態に追い込まれた。

■芸能人や有名人が“魔女狩り”の対象に


 徐教授は旭日デザインを全世界で禁止すべきという映像をユーチューブに掲載し、また、「日本メディアが、“韓国だけ旭日旗に過敏に反応”というが、戦犯国家を見てみなさい」など強硬対応をほのめかす声明を出した。

 日本人が日本国内で旭日旗を使用することにも反対する荒唐無稽な行為もある。

 昨年11月、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の「プレミア12」が日本の東京ドームで開かれた際、観客の旭日旗Tシャツを目にした韓国野球委員会(KBS)がWBSCに抗議したのだ。

 WBSCは観客席の旭日旗を制限することはできないという立場を示したが、韓国のネット市民らは「韓国を刺激しようという意図」だとし、「全世界のスポーツ界に旭日旗を戦犯旗と知らせ、旭日旗の応援を退出させなければならない」と声を張り上げた。

 また、東京五輪の試合で旭日旗応援を完全に退出させるとまで言い出した。

 韓国人の旭日デザインヒステリーは、芸能人や有名人の“魔女狩り”も引き起こしている。

 韓国の芸能人ハ・ヨンスは、ロシア旅行で旭日デザインを背景にしたポスターの前で撮った写真をインスタグラムにアップして「魔女狩り」の対象になり、親日俳優という議論が起きた。

 ガールズグループ「少女時代」メンバーのティファニーは旭日旗のデザインが施された“東京ジャパン”の文字が入った写真をスナップチャットにアップし、ファンの袋だたきにあって謝罪した。

「ガールズデイ」のメンバーのヘリは旭日旗Tシャツを着た姿が捉えられ、ボーイズグループ「ビッグバン」のメンバーのトップも旭日旗のマークがついたジャンパーを着た姿が批判を浴びた。

 旭日のデザインが入った写真や小道具などを偶然使用しただけで、考えも及ばなかった「親日論議」に巻き込まれて謝罪を強制されたのである。

 一方、旭日旗攻撃が強い批判世論を形成して反韓運動に発展するブーメラン現象が起きた国もある。


■「韓国人は表現の自由を許容できない人種差別主義者」とショーン・レノン


 海外の有名人が韓国の旭日旗攻撃を受け、激しい批判の声が上がった。

 最近、フィリピンのオンライン上で「韓国を取り消す」意味の「キャンセル・コリア」(Cancel Korea)ハッシュタグ運動が広がっている。

 これは、フィリピン系米国人SNSスターのベラ・ポチが腕に入れたタトゥーが旭日旗を連想させるという理由から韓国のネット市民の攻撃を受けたことに端を発する。

 ベラ・ポチがタトゥーについて韓国人に謝罪した後も一部の韓国ネット市民が旭日タトゥーを取り上げ、フィリピンのネット市民が韓国の幼稚な反日感情を反韓運動に転換し始めたのだ。

 日本人のオノ・ヨーコを母に、ジョン・レノンを父に持つショーン・レノンもまた韓国人の旭日旗攻撃を「人種差別」と決めつけた。

 昨年、ショーンのガールフレンドである米国人モデルのシャーロット・ケンプ・ミュールが旭日旗の描かれたTシャツを着て撮った写真が韓国のネット市民の間で論争になり、ミュールとショーンは「旭日旗は明治維新時代から使用されているもので、韓国植民地支配以前から存在していた。ナチス戦犯旗と同じではない」「韓国人は歴史教育をまともに受けていない人種差別主義者と同じ」と主張した。

 韓国人の盲目的な「旭日旗ヒステリー」は、第三国の外国人には極右政治勢力の姿と映っているのだ。


■文在寅政権による「日本不買運動」の極北は大型旭日旗引裂きパフォーマンス


 韓国最高裁判所の徴用工賠償判決が触発した日本製品不買運動が韓国を覆った時も、旭日旗は多数の韓国人によってずたずたに引き裂かれ、反日扇動の犠牲になった。

 
 昨年7月20日、旧日本大使館の敷地前の慰安婦像に100余の市民団体会員約1500人が集まって大型反日集会を開いたとき、大型の旭日旗を大勢が一緒に破るパフォーマンスで結束を固めた。

 彼らは安倍晋三前首相を糾弾し、日本の輸出規制政策を「経済侵略」と名指しした。

 レクサスを鉄パイプで壊し、ユニクロの前で「NOジャパン」ピケデモを行い、日本製品の宅配を拒否した韓国人の反日運動。

 その象徴として、日本文化遺産である旭日旗を破壊して糾弾する行為があったのだ。

 韓国の旭日旗議論は、以前から極左性向の市民団体などを中心に繰り返されてきたが、反日基調の文在寅政権になって行動が多様化し、さらに深刻化する様相を見せている。

 これまで旭日旗について特に言及しなかった北朝鮮ですら、韓国と同じ論理で旭日旗を批判する声明を出し、日本固有の文化遺産を戦犯だと非難し、国際社会にアピールし始めているのだ。

チャン・ヘウォン記者

週刊新潮WEB取材班編集

2020年10月14日 掲載

関連記事(外部サイト)