韓国紙「サムスンが大型M&Aへ…グロバール企業に打診」「米国企業と車両半導体企業を買収へ」

韓国紙が、サムスン電子が米企業および車両用半導体企業を買収ターゲットにしていると報じた。
 

 
10日、韓国のファイナンシャルニュースは、業界への取材をもとに「大型M&Aを通じて新成長動力を確保することにしたサムスンが、一部のグローバル企業に買収交渉を打診していることが分かった」と報じた。
 

 
同紙によるとサムスンに精通した関係者は、「国内(韓国)および外国系証券会社などからシナジーが大きい企業のリストを1年以上提供されており、綿密に検討してきた」とし、「これらの買収候補名簿に含まれる企業は概して米国国籍の企業であるか、車両用半導体企業たちである」と明らかにしている。

同関係者は続けて「特にこれは米国に20兆ウォン(約1.9兆円)規模のファウンドリ(半導体委託生産)新規工場を建設し、システム半導体の力量を強化することと大きな関連性がある」とし、「このような脈絡でサムスンの首脳部は《米国籍(企業)》と《自動車用半導体企業》が最大のシナジーを出すことができるテーマと見て集中検討した。今は買収の適切時期を考えている時期」であると同紙に説明したと伝えられた。

サムスン電子は豊富なキャッシュを持つ。第3四半期末(昨年9月末)基準でサムスン電子の保有現金額は120兆4700億ウォン(約11.7兆円)であり、前四半期末比で9兆3700億ウォン(約9千億円)増加した。

ハン・ジョンヒ=サムスン電子DX部門長(副会長)は5日(現地時間)、米国ラスベガスで開かれた2022国際電子製品博覧会(CES 2022)において、M&Aの可能性を尋ねる質問に対して「近いうちに良いニュースがあるようだ」と答えている。
 

サムスンの半導体工場
 
ZDNet Koreaは10日、「市場ではサムスン電子が車両用半導体会社を買収すると見通した」とし、「自動車用マイクロコントローラユニット(MCU)と電力半導体(PMIC)などを作るインフィニオンやNXPなどが候補に挙げられる」と伝えている。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「米国にある車両用半導体企業とすれば、以前から取り沙汰されていたテキサスインスツルメンツかな」

「サムスンの株価急騰しそうだな…」

「今、車両用半導体企業はどこも価値が上がっている。数年前に取り沙汰されたときに勝っておくべきだったのに。とにかく頑張れ」

「アップルかメタバースを買えw」

「買収すれば良いと思うが、世界トップクラスの企業だから独占法にかかるんじゃ」

「中国は(買収認可を)拒否するだろう」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。
 

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