バイデン大統領が日本の対ロ制裁参加を称賛 文大統領とは電話の予定もなし…制裁遅れが理由?

バイデン大統領が日本の対ロ制裁参加を称賛 文大統領とは電話の予定もなし…制裁遅れが理由?

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日本の岸田首相に対して、米国のバイデン大統領から、ロシアへの制裁措置などの対応に謝意を伝える書簡が届いていたことが分かった。1日、NHKなどが日本メディアが一斉に報じた。

バイデン氏は先月28日付の書簡で、「日本の強力な対応は、国際社会が連帯して立ち向かうメッセージとなった」と、「重要な決断で、首相のリーダーシップを称賛する」「今後数か月のうちに日本で首相に会い、日米同盟を前進させるため、共に取り組むことを楽しみにしている」と伝えたという。

一方で韓国の文大統領にバイデン大統領から書簡が送られたとの報道は今のところない。

また、韓国大統領府(青瓦台)は2日、ロシアがウクライナを侵攻したことと関連して、文在寅大統領とジョー・バイデン米大統領が電話会談をする計画はまだないと明らかにした。

パク・スヒョン大統領府国民疎通首席官はこの日、YTNラジオに出演し、「対ロシア国際制裁と関連して文大統領とバイデン大統領の通話計画はあるのか」という質問に対し「現在はない」とし「自然にそうなるのではないか」と答えた。

続いて「現在はロシアのウクライナ侵攻事態がヨーロッパで起きたものだから、そちらを中心に優先順位を決めて通話するだろう」とし「私たちも自然に実務交渉を進めているため、必要に応じてあるのではないかと予想する」と付け加えた。

パク首席は、韓国が国際社会の対ロシア制裁の参加に微温的ではないかという指摘に対しては「理解が不足している」と述べた。それとともに「ロシアがウクライナの武力侵攻をした24日、直ちに大統領はメッセージを国民に伝えた」と強調した。

バイデン大統領は5月末に日本と韓国を歴訪する予定と伝えられており、文大統領在任中の訪韓は実現しないか可能性が韓国各紙ではすでに指摘されている。

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