宇のT-64戦車、単騎で露の装甲車部隊を奇襲する映像が公開 性能差を戦術で克服

待ち伏せしていたウクライナ軍戦車1台が、移動中のロシア軍装甲車部隊を攻撃して大きな打撃を与える映像が公開された。

6日(現地時間)、デイリーメールなど外信によると、待ち伏せしていたウクライナ軍のT-64戦車1台が首都キーウの西ノババサンのある道路を通過していたロシアBTR-82A装甲車部隊を攻撃した。

当該映像キャプション/Twitter

住宅の裏側に隠れていた戦車は、建物の間を縫いながら、敵軍に向かって何度も砲撃を加えた。砲撃が命中したBTR装甲車1機が燃え上がると、ロシア軍は反撃を開始するも、目標が定まらず失敗。その後もT-64戦車は延々と砲撃を続けた。

さらにウクライナの迫撃砲部隊が戦闘に加わり、連鎖砲撃を始めるとロシア軍装甲車部隊は敗走した。正確な日時は不明だが、ロシア軍がキーウ付近の小都市や村で退却を始めた頃とみられている。

当該映像キャプション/Twitter

ドローンで撮影された戦闘映像はウクライナ民兵隊がテレグラムを通じて公開した。待ち伏せ攻撃が行われたのは、キーウとスミ、ハルキウ(ハリコフ)を結ぶノババサンを通る高速道路と推定されている。

ウクライナ軍の主力戦車であるT-64は、旧ソ連時代の1960年代初めに初めて導入されたものだ。一方でロシア軍のBTR装甲車は約10年前に導入されたもので、T-64より圧倒的な性能を備えている。しかし、ウクライナ軍の戦車部隊は、戦術でロシア軍装甲車に対する性能劣位を克服したようにみえる。

ウクライナ軍によると(7日現地時間)、ロシア軍の装甲車は開戦からこれまでに1891台が、戦車は698台が破壊されたと発表されている。

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