中国人観光客を恋しがる米高級品店―米メディア

中国人観光客を恋しがる米高級品店―米メディア

4日、環球時報は、米国で高級ブランドが中国人観光客を恋しがっているとする、米メディアのコラム記事を伝えた。写真はティファニー。

2018年12月4日、環球時報は、米国で高級ブランドが中国人観光客を恋しがっているとする、米メディアのコラム記事を伝えた。

記事は、米AP通信の3日付文章を紹介。「高級宝飾品ブランドのティファニーはここ数カ月、なにか物足りなさを感じている。それは、中国人観光客だ」とし、ティファニーの株価が先週発表された今年第3四半期の売上統計が予想を下回ったことで12%下落したこと、同社の担当者が「中国人観光客が以前のように大挙して大量消費しなくなった」と語ったことを紹介した。

そして、大幅な売上減の背景にあるのはニューヨークなどのショップを訪れる観光客の減少で、「特に中国人観光客が減ったことだ」と指摘。ティファニーの担当者は人民元の値下がりを要因に挙げたが、現在加熱している貿易戦争や世界的な経済成長の鈍化により、中国人富裕層が財布の紐を固く締めたとの見方も出ていると伝えた。

その上で、「2017年に米国を訪れた中国人観光客は前年比で4%増えたものの、16年の同16%増に比べると伸び幅が大きく縮小した」と紹介。世界の高級品販売数のうち30%は中国人観光客が占め、25年には46%にまで高まるとのデータもある中で、「この状況は高級ブランド業者にとっては健全なトレンドではない」としている。

文章は一方で、「今後も売り上げが予測を下回る状況が続くのか、それとも一時的な問題なのかを判断するのは、現状では時期尚早だ」とも指摘した。(翻訳・編集/川尻)

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