中国が「日本やドイツから高速鉄道の技術を盗んだ」という主張は正当なのか=中国メディア

中国が「日本やドイツから高速鉄道の技術を盗んだ」という主張は正当なのか=中国メディア

中国メディアは、高速鉄道の技術について「技術は買ったが盗んではいない」との意見を紹介。知識や技術を盗むという言い方はなく、そもそも人類は互いに学び合いともに上を目指して進んできたので今がある、という意見も紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

 多くの中国人の自慢となっている高速鉄道。国産化もアピールするようになっているが、多くの基礎的な技術は日本やドイツなどから得たものであることはよく知られている。これに関して、「中国は日本やドイツの技術を盗んだ」との指摘があるというが、中国メディアの今日頭条は25日、それを否定し、海外からも中国を擁護するコメントがあると紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したコメントには、「技術は買ったが盗んではいない」との意見がある。知識や技術を盗むという言い方はなく、そもそも人類は互いに学び合いともに上を目指して進んできたので今がある、という意見も紹介した。

 ほかには、「中国は金を出して合法的に購入したのであり、そうでなければドイツなどの国が起訴しているはずだ」というコメントもあったと紹介。中国には今では多くの技術があり、むしろ海外に技術移転しているほどだと主張。すでに高速鉄道の特許も大量に取得していることを指摘し、中国とドイツは研究開発において戦略的な良いパートナーという関係性であると主張している。中国が特許申請に意欲的であるのはよく知られたことだ。日本もこれまで多くの技術を提供し、勝手に特許申請されたというニュースが世論を騒がせたのが思い起こされる。

 さらには日本を引き合いに出し、日本も成長期に西洋の技術を模倣したとの指摘もあった。盗んだのではなく「模倣」したと主張している。いずれにしても、ドイツから技術を買ったかどうかは正式な手続きを経ているなら論議するまでもないことのはずだ。こうした疑惑があるということは、日本も含めて世界の各国で中国から技術を盗まれることへの警戒感が強まっているということだろう。

 トランプ大統領が仕掛けた中国との貿易戦争も、中国による知的財産権の侵害や技術の窃盗を理由として挙げている。いずれにしても中国は知的財産権を尊重し、技術を盗まれたと言われないような対応をする必要があると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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