「お値段」500倍以上の日本を相手に一歩も引かなかったベトナム、もはや「ザコ」ではなくなった!=中国メディア

「お値段」500倍以上の日本を相手に一歩も引かなかったベトナム、もはや「ザコ」ではなくなった!=中国メディア

中国メディアは、今大会に出場した24カ国のうち選手の価値が最も高いのが日本の8473万ユーロ(約106億円)だったのに対し、ベトナムはわずか17万5000ユーロ(約2200万円)で、両者の間には500倍近い差があったと指摘した。(イメージ写真提供:123RF)

 中国メディア・東方網は25日、サッカーアジアカップ準々決勝で日本に1−0と敗れるも大いに苦しめたベトナム代表について「選手の価格が日本の500分の1であるベトナムが、リスペクトを勝ち取った」とする記事を掲載した。

 記事はまず、24日に行われた日本―ベトナム戦を振り返った。0−0で折り返した前半はベトナムのシュート本数が日本と同じ6本を数え、しかも、そのうち数本は相手ゴールを脅かす威力を持ったものだったとしたほか、すばしっこさを身上とするベトナムの選手たちが時としてスピードで日本の選手たちを上回ってさえいたと紹介した。

 一方で日本は前半にDF吉田麻也選手のゴールが今大会内で初めて使われたVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)によって無効と判断されるも、後半には逆にVARによってPKを獲得、これをFW堂安律選手が決めて先制したと説明。この先制点により日本はゲーム全体を支配するようになり、結局この1点を守り切って勝利したと伝えている。

 そのうえで、今大会に出場した24カ国のうち選手の価値が最も高いのが日本の8473万ユーロ(約106億円)だったのに対し、ベトナムはわずか17万5000ユーロ(約2200万円)で、両者の間には500倍近い差があったと指摘。「しかし、24日の試合に限って言えば、日本とベトナムには価格差ほどの大きな実力差は感じられなかった」と評した。

 また、日本代表とベトナム代表は平均身長が低く空中戦を望まない、パスをつなげるサッカーを展開するといった点で非常に似ているほか、ユース育成を重視している点でも同様であると指摘。「ベトナムが日本より劣っている点があるとすれば、それは体格的な部分と、サッカーの歴史的な積み重ねだ」とした。そして、最後に「ベトナムサッカーはすでに多くの人の印象に焼き付いた。少なくとも次のアジアカップでは、彼らはもう『ザコ』のレッテルを貼られることはないだろう」と結んでいる。

 ベトナムにしろ、中国相手に互角以上の戦いぶりを見せたタイにしろ、東南アジアでサッカーのレベルが上昇し始めていることがうかがえる今回のアジアカップ。アジア地域の全体のレベルアップにつながる良いことと言えそうだが、日本にとって、そして何より中国にとっては強力なライバルが増えることを意味する。2022年ワールドカップの出場枠数については3月に決まる予定だが、現行の32枠が維持されればアジア予選はこれまで以上に激しい出場権争いが繰り広げられることになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

関連記事(外部サイト)