民間人虐殺のタリバン、人質235人解放 依然多数拘束の情報も

【8月10日 AFP】アフガニスタン北部のサリプル(Sar-e Pul)州で8日、旧支配勢力タリバン(Taliban)が人質235人を解放した。地元当局が発表した。しかし依然拘束されている人質がさらにいる恐れもあるという。

 同州サイヤード(Sayad)地区にあり、イスラム教シーア派(Shiite)が多数を占めるミルザワラング(Mirzawalang)村では5日、タリバンとイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の合同勢力が民間人約50人を虐殺したと伝えられている。

 同州知事の報道官はAFPに対し、「村の長老や州関係者らによる働き掛けで8日夜、女性や子どもを含む235人がミルザワラング村から解放された」と明かした。解放された人々は「サリプル市に無事避難したが、引き続き捕らわれている人々がおり、その数は不明」だという。

 ある治安筋は、戦闘員らが占拠したミルザワラング村に、約100人が依然拘束されているという見方を示した。

 地元当局者らの話では、タリバンとISの合同勢力が先週、アフガン地方警察(ALP)を48時間にわたる交戦の末制圧し、その後同村で子どもを含む50人を殺害。その際、多くの住民が拉致されたとしていた。(c)AFP/AFPBB News