英俳優ロジャー・ムーアさん死去 007シリーズ主演

【5月24日 AFP】20年以上にわたってスパイ映画「007」シリーズの主人公ジェームズ・ボンド(James Bond)役を演じた英俳優のロジャー・ムーア(Roger Moore)さんが23日、死去した。89歳。ムーアさんの家族が発表した。

 ツイッター(Twitter)に投稿された子ども3人の共同声明によると、ムーアさんはがんとの短い闘病の末、スイスで亡くなった。

 ムーアさんは1960年代、英国のTV番組シリーズ「セイント/天国野郎(The Saint)」に主演し、名声をつかんだ。70年代には「ダンディ2 華麗な冒険(The Persuaders!)」でトニー・カーティス(Tony Curtis)と共演した。

 45歳だった1973年、代表作である「007」シリーズ主演に抜てきされ、洗練されたユーモアのあるボンドとして人気を確立した。『007/死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)』を皮切りに6作品で同役を演じ、1985年の『007/美しき獲物たち(A View to a Kill)』で引退した。

 後年は慈善活動にも従事。特に国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の親善大使として恵まれない子どもたちへの資金集め活動を支援していたことで知られていた。

 映像は、2008年10月に仏芸術文化勲章(The Ordre des Arts et des Lettres)最高位の「コマンドゥール(Commander)」を授与されるムーアさん、23日にロサンゼルス(Los Angeles)の「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)」で同氏に敬意を表するファンら。(c)AFP/AFPBB News