ロシアの医療:急速に近代化、患者目線は日本以上 待たない診療、完全データ化、24時間対応・・・

 旅先で最も困ることは、体調を崩すことである。特に短時間の出張ともなると、せっかくのアポイントをキャンセルすることは、出張成果を台無しにしかねない。

 そのため、無理をしてしまうことが多いが、年齢が高くなるにつれその無理も利かなくなる。 

 筆者の場合、ここ2〜3年、5月になるとモスクワの空を舞う「プフ」と呼ばれるポプラの綿に苦しめられている。

 「雪のような」と形容すると美しく感じるが、アレルギーのある人にとっては芸術的な視線を投げかける余裕は全くない。

 外を歩けば、鼻や目、話をしている口にまで容赦なく侵入する。おそらくかなりの量のプフが肺にも入り込んでいるのではないかと想像する。

 体内の至る所でアレルギー反応が現れ、鼻水が止まらなくなり、頭はぼーっとする。今回は、その影響は心臓にも及び頻脈が現れた。

 筆者には不整脈の傾向があるが、これは昨年受けたカテーテルアブレーションでほぼ解決し、すでに手術後2回シベリアを横断した。

 すっかり安心していたのが裏目に出た。到着翌日から、脈拍は早まり毎分100回を超えた。しばらく様子を見ていたが、収まる様子がない。

 もちろん、それなりの薬剤は持参していて、決められた量を服用するも改善しない。就寝も不安が先にたち、翌日、医師に相談することとした。

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