苦しいロシア:ITに活路見出す プーチン大統領 ダイレクトラインには執拗なサイバー攻撃

 6月20日モスクワ時間正午、毎年恒例のウラジーミル・プーチン大統領のダイレクトライン、すなわち国民とプーチン大統領の直接対話の生中継が開催された。

 これは毎年末に開催されるプーチン大統領とジャーナリストの直接対話と並んでプーチン大統領が重視するイベントである。

(英語同時通訳付き映像はこちら=https://www.youtube.com/watch?v=JFyfu9um_Ts )

 第1回のダイレクトラインは2001年に開催され、今回は17回目(2004年、2012年は未開催)となる。

 今年は国営テレビチャンネルを中心に6局、ラジオ3局、さらにインターネット上でも同時中継が行われた。

 イベント開催前の全ロシア世論調査センターの発表によると、回答者の75%が同イベントを視聴すると回答、うち29%は番組を最初から最後まで見る、30%はプーチン大統領の回答を新聞、テレビ、インターネットで見ると回答、そして10%が見るつもりはないと回答している。

 プーチン大統領に対する質問は電話以外にも携帯電話のSMS、スマートフォン上のアプリ、インターネットの特設ページ、さらにロシア国内で最もポピュラーなSNSである「VKontakte」と「OdnoKlassniki」からも送ることができる。

 この多チャンネル化のおかげでイベント直前までに150万件の質問が寄せられたという。

 質問に答えるのはプーチン大統領はもちろん、ビデオコンファランスで各州の知事、官庁の大臣もスタンバイしている。

 これはまさにデジタル時代の目安箱である。

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