巨額赤字の韓国電力、「世界的工科大学」設立 大統領公約、ゴルフ場用地に2022年開校目指す

 韓国を代表する公企業である韓国電力公社が、世界的な工科大学を設立することを決めた。

 電力会社と工科大学、ぴんと来ない組み合わせだが、文在寅(ムン・ジェイン=1953年生)大統領の選挙公約でもあったのだ。

 韓国メディアが、゙国(チョ・グク=1965年生)法相をめぐる疑惑捜査について集中的な報道を続ける中、2019年9月27日にソウルで学校法人の設立総会が開かれた。

KEPCO Tech

「学校法人韓国電力工科大学」。韓国電力の英文社名である「KEPCO」を使って英文の校名も「KEPCO Tech」となった。

 初代理事長には、金鍾甲(キム・ジョンガプ=1951年生)韓国電力社長が就任した。韓国電力が本社を置く全羅南道羅州(ナジュ)のゴルフ場用地を買収してキャンパスとする。

 エネルギー分野での世界的な科学技術大学を目指す。

 学生数は学部生600人、大学院生400人の合わせて1000人。2019年の10月中に設立を申請し、2022年の開校を目指すという。

 学校の名称の通り、韓国電力が設立する大学だ。

 韓国メディアによると、2019〜2031年までに1兆6000億ウォン(1円=11ウォン)以上の資金が必要だが、このうち5000億〜7000億ウォンを韓国電力が負担するという。

関連記事(外部サイト)