世界を脅かす国務長官“不在”の米国 史上最低と烙印されたポンペオ長官とかつての名長官たち

世界を脅かす国務長官“不在”の米国 史上最低と烙印されたポンペオ長官とかつての名長官たち

「トランプの秘書」とまで酷評されたポンペオ米国務長官

決着つかねば最高裁判決へ

 米議会からの召喚も関連文書提出も握りつぶしたマイク・ポンペオ第70代国務長官(55)に厳しい目が向けられている。

 国務長官と言えば、建国の祖の一人、トーマス・ジェファーソン初代国務長官(ジョン・ジェイは国務長官代行で初代長官ではない)から続く大統領継承順位第4位の重職だ。

 そのポンペオ氏が「ウクライナゲート疑惑」に巻き込まれている。

 7月25日に行われたトランプ大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との「問題の電話」を傍受していたことを認めからだ。

 ところが、弾劾調査に乗り出した米議会の解明協力を一切拒否。部下の召喚すら断り続けている。

 米議会の各委員会の調査はナンシー・ペロシ下院議長の「弾劾宣言」を受けて3週目に入る。

 トランプ大統領とペロシ下院議長との対決は日増しに激化。2020年民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領も「トランプ弾劾」を声高に宣言した。

 トランプ大統領があくまでポンペオ長官ら側近の召喚を拒めば、その是非を巡っての判断は最高裁に委ねられる可能性も出てきた。

 何やら1974年、米議会がリチャード・ニクソン大統領(当時)の録音テープ提出を巡って判断を最高裁に仰いだ歴史的瞬間が再現されそうな雲行きになってきた。

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