弾劾最終局面、ペンス大統領誕生へ 秘密結社「国策評議会」がついに動き出した

弾劾最終局面、ペンス大統領誕生へ 秘密結社「国策評議会」がついに動き出した

10月24日、ウィルソン・センターで米中関係について演説するマイク・ペンス副大統領

ロープ際で滅多打ち

 長年ワシントンの政治をウォッチしてきたジャーナリストが筆者に、米国政治の状況をこう描写してくれた。ビジュアルで分かりやすい。

「ドナルド・トランプ大統領が置かれた状況をボクシングにたとえれば『ロープ・ア・ドープ』(Rope A Dope)だ」

「相手(民主党)の猛攻に耐え切れず、ロープにもたれかかり、必死に耐えている」

「反撃したくてもその余力はない。ゴングで逃げ切る以外に手はない。だがその前にノックアウトされるか、TKOになるか。どうなるか分からない」

 これまでトランプ支持路線を突っ走て来た保守系フォックス・ニュースの最新世論調査でもトランプ大統領の弾劾・辞任を支持する米国民は49%(うち女性は56%)に達している。

(https://dailycaller.com/2019/11/03/fox-news-poll-49-percent-impeach-democrats-beat-trump/)

 民主党は弾劾調査について立法府である議会から正式なお墨つきを得る決議案を可決した。これまで非公開だった聴聞会は公開となり、11月13日からテレビ中継される。

 米国民はテレビの画面で大統領側近や政府高官の証言を見る。そのインパクトは計り知れない。

 前述の政治ウォッチャーはさらに続ける。

「米議会の弾劾攻勢に『史上最悪の魔女狩りだ』と強がりを言っているのはトランプ大統領だけ。ホワイトハウスには重苦しい空気が充満している」

「ホワイトハウス詰め記者は『ホワイトハウスから笑い声が消えて久しい』と言っていた」

「ロープ・ア・ドープのボクサーをリング下で一見心配そうに見守っているセコンドがいる。このセコンド、今何を考えているのか。ボクサーがこれ以上戦えなくなったのを見極めてタオルをリングに投げられるのはセコンドだけだ」

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