中国発ベンチャーが「技術力」で世界に進出し始めた 最前線レポート〜中国ベンチャー市場の全貌(第5回)

中国発ベンチャーが「技術力」で世界に進出し始めた 最前線レポート〜中国ベンチャー市場の全貌(第5回)

ROYOLE社は、2012年創業でありながら、保有特許700、グローバル従業員700人、企業価値30億ドル(約3300億円)に急成長したテクノロジー企業。深センではこうした技術系ベンチャーを筆頭に、毎月2万5000社の企業が誕生しているという(写真は同社の開発した世界初0.01mm超薄型フレキシブルディスプレイ)

 前回(「ラーメンからITまで、幅広い中国成長企業の顔ぶれ」)から、中国ベンチャー市場を読み解く上での第2のキーワードとして、「様々な創業アイテム」を紹介している。

 前回は、中国ベンチャー市場では、「革新的な領域」以外に、先進国では既に成熟期に入ってしまった「伝統的な領域」でも、継続的に起業と成長の機会が創出されていることを解説した。

中国ベンチャー市場を読み解く6つのキーワード
(2)様々な創業アイテム(後編)

 後編となる今回は、前回紹介した「伝統的な色合いの強い領域(@AB)」に続き、右側の「イノベーション領域(CD)」にフォーカスしていこう。まず、Cの「中国固有モデル」である。

C中国固有モデル
(例)田舎向けHP、PCブラウザゲーム、病院行列待ちアプリ

 このあたりから、中国発のユニークなモデルが登場し始める。特にこのC中国固有モデルは、中国ならではの遅れ・不便さを逆手に取った新たなビジネスモデルを指す。3つの興味深い例を挙げよう。

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