ほろ苦い韓国のMe Too運動、揺るがぬ男社会 ようやく声を上げ始めた女性たちを待っていたもの

ほろ苦い韓国のMe Too運動、揺るがぬ男社会 ようやく声を上げ始めた女性たちを待っていたもの

ノーベル文学賞候補の韓国人詩人、セクハラ疑惑が浮上

 数年前、韓国の大学街で食事をしていると、私の席の近くに陣取った男女の会話が聞こえてきた。

 中年の男性1人と3人の女性の4人組だった。彼らの会話から男性が教授で女性は大学院生や助手のようだった。

 その男性は一番若く見える女性に対しボディタッチを繰り返し、最後にはトイレに行くと言う男性に女性が連れ去られていった。

セクハラを受ける女性に目をつぶる女性たち

 どう見ても「教授とその弟子」なのに、2人を平気で見送っている残りの女性たちにも違和感を感じた。

 詳細な内容を聞いていなかったので、実際はどんな状況だったのか分からないが、何となく後味の悪い光景を見てしまった。

 さて、平昌五輪真っ盛りの韓国では、北朝鮮の応援団や金正恩の代わりに来館した金与正(キム・ヨジョン)のニュースが出ているが、それはさておき今回はジェンダー問題を抱える韓国の今をご紹介したい。

 今年1月29日、韓国法曹界に震撼が走った。韓国検察庁専用ウエブサイトに、現職の女性検事ソ・ジヒョン氏が元上司のセクハラ事件を告発したからである。

 「私は所望します」というタイトルで、8年前に某葬儀場で同僚や法務大臣がいる前で、元上司によってセクハラされ、それに対して抗議したところ、個人的に不利益を被ったという内容である。

続きはJBpressで

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