ネットが王様、お店は奴隷、韓国の最新流通事情 幅利かすインフルエンサーたち、企業は囲い込みに必死

 2018ロシアW杯が始まる前から各局は解説者とキャスターの人選で悩む。解説者とキャスターが誰になるのかによって視聴率が断然違ってくるからだ。

 いつもは全くと言っていいほどサッカーに興味を示さないけれど、韓国は外でみんなと一緒に大型スクリーンを見ながら応援する文化があるので、W杯の時期になるとみんながにわかサッカーファンとなる。

 さて、韓国はキー局が3社しかないため、解説者は3人ということになるが、各局共に有名なサッカー選手出身の人であった。

解説者にネットのインフルエンサーを採用

 だが、なぜかMBCはネット上ではあるが、少し毛色の変わった人を打ち出してきた。それは、「ガムスト」というハンドルネームのインフルエンサーである。

 彼は、ネット放送でサッカーに関するコンテンツを配信しているインフルエンサー(チャンネル登録者数58万人)である。

 MBCとKBS両社から解説者として声がかかったがMBC側のプロデューサーが「もう街を歩けなくなるほど有名にしますよ」という一言でMBCに出演することを承諾したという。

 確かに彼はそれまでインフルエンサーと言ってもネットの世界だけだったのが、MBCというキー局の番宣に出演したしたことで、超有名人になった。

 ちなみに彼は韓国のKリーグは解説しないことで有名だったが、同時期にKリーグの広報大使にも選ばれた。W杯以外に関心が薄い韓国人たちにKリーグも興味を持ってもらいたいからである。

 こうしたインフルエンサーに目をつけマーケティングに利用することが韓国でも増えてきているが、その先を行く企業がある。インフルエンサーたちを囲って自分の事業に生かしているのだ。

続きはJBpressで

関連記事(外部サイト)