中国スマホ市場、出荷台数の減少幅が縮小  再び1億台超え、販売価格は15%上昇

 米国の市場調査会社IDCが、このほど公表したレポートによると、今年(2018年)4〜6月期における中国のスマートフォン出荷台数は1億500万台となり、1年前から5.9%減少した。

中国スマホ市場に明るい材料

 IDCは先のレポートで、世界最大のスマートフォン市場である中国の低迷により、世界全体の出荷台数が減少したと報告していた。中国の出荷台数は、今年1〜3月期に1億台を下回った。これは、2013年10〜12月以降初めてのことだった。

(参考・関連記事)「中国スマホ市場、出荷台数が4年前の水準に低下」

 しかし、この4〜6月期は、1億台を上回り、減少幅が縮小した。大手メーカーの新製品が市場投入され、これまで動きが鈍っていた販売チャネルが正常な状態に戻ったという。

 また4〜6月期は、中国スマートフォン市場にとってもう1つ明るい材料があった。それは平均販売価格が1年前から15%上昇したこと。

 これは、「自分のニーズに合った製品があれば、多少多くの金額を支払ってもかまわない」という昨今の消費者心理を表しているという。カメラの性能が高いスマートフォンに人気が集まっているのはもちろん、最近はゲームに重点を置いたモデルが登場しており、これが中国の消費者に受けている。また、消費者のスマートフォン利用時間も増えているという。

 こうした消費者心理を背景に、メーカー各社はデザイン、品質、ブランドイメージといった付加価値に力を注ぎ、買い替えを促していく必要があると、IDCは指摘している。

続きはJBpressで

関連記事(外部サイト)