韓国、「高齢社会」突入で、浮上する「地下鉄無料問題」 ソウル地下鉄、巨額赤字だが、選挙は怖く制度改正難航も

 2000年頃まで、ソウルのデパートや繁華街、コーヒーショップに行くたびに「ああ、韓国は若い国なんだ」と実感させられた。

 高齢者が目立つ東京都は異なり、若い人ばかりが目立ったからだ。そんな風景が急速に変わってきたのは何年前からか。

 韓国では急速な高齢化が進み、様々な課題が浮上している。「地下鉄無料問題」もその1つだ。

 2018年9月27日、韓国の統計庁は、「2018年高齢者統計」を発表した。

 それによると、外国人を含む韓国の全体人口は5163万5000人で、このうち65歳以上の人口は738万1000人。比率は14.3%で初めて14%を超えた。

あっという間に高齢社会の仲間入り

 国連などは、人口に占める65歳以上の比率が14%を超えると「高齢社会」と定義している。韓国は、外国人を含む全人口ベースで初めてこの水準に達した。

 ちなみに、外国人を除く統計では2017年に14%を超えている。

 筆者が、「若い国なんだ」と感じていた2000年の比率は、7.3%。7%を超えると「高齢化社会」となるが、この段階に達したばかりだった。

 高齢化社会から高齢社会への転換が、18年というのは、世界で最速ペースだ。

 人口・年齢構造は、もちろん統計をみれば事前に予測はできる。それでも、これだけ速いと制度の変更などが追いつかない。

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