自ら米朝会談の失敗を予言したトランプ大統領 ノーベル平和賞推薦「安倍書簡」の公表は、無知か予防線か

米メディア、「トランプに頼まれて書いた」に注目

 安倍晋三首相から公式にノーベル平和賞授賞の推薦をしてもらったことを誇らしげに記者会見で公表したドナルド・トランプ大統領の発言が日米間で波紋を広げている。

 ワシントン政界は「!?」である。米メディアは「トランプ大統領ならさもありなん」と驚いてはいない。

 ニューヨーク・タイムズはこう報道している。

 「左寄り(Left-leaning)の朝日新聞も右寄り(Right-leaning)の読売新聞も『日本政府筋がトランプ大統領周辺から頼まれて首相は推薦状を書いたとコメントしている』と報じている」

 「トランプという男はそこまでやる大統領だ」ということを読者に印象づけている。

(https://www.nytimes.com/2019/02/18/world/asia/donald-trump-nobel-prize-shinzo-abe.html)

(トランプ大統領もホワイトハウスも日本の新聞の報道については一切コメントしていない)

米朝首脳会談の成果を自賛したい狡猾さ

 過去30年間ホワイトハウスを担当してきた米主要紙のジャーナリストはため息交じりに筆者にこう語っている。

 「外国首脳からの書簡や発言をべらべら喋る。ノーベル賞推薦者の名前は50年間明かさないという約束事など全く知らない無知さ」

 「『安倍書簡』を明かすことがどれほど相手国で問題になるかなど歯牙にもかけない無神経さ」

 「自分がどれほど日本はもとより世界中で物議をかもす存在(Controversial)であることを意識しない、あるいは意識していも平然と実行に移す愚鈍さ。並外れたスタンドプレイ」

 「あきれ果ててものが言えない。ロナルド・レーガン第40年代大統領からこれまで6人の大統領をつぶさに見てきたが、トランプ大統領の前任者5人の中にはこんな大統領はいなかった」

続きはJBpressで

関連記事(外部サイト)