【タイ】バンコク都心で電動トゥクトゥクがサービス開始

【タイ】バンコク都心で電動トゥクトゥクがサービス開始

チュラロンコン大学構内を走行する電動トゥクトゥク(タイメディアより)

 2021年3月18日、タイメディアによると、電動の三輪タクシー(トゥクトゥク)がサービスを開始する。すでに約100台が導入された。

 電動トゥクトゥクMuvMi(ムーブミー)は、昨年からチュラロンコン大学構内で実験的に先行サービスを行って来た。今回サービス対象とするのは、バンコク都心の日本人も多く住むスクンビット通り北側ソイ3〜51とペッブリー通りの間のエリアをカバーする。料金は10バーツ(約35円)から。専用アプリで呼び出し、料金も行き先ごとにアプリ内で算出、表示されるためにこれまで厄介だった料金交渉も不要となる。記事によると高級ショッピングモール・エムクオーティエからソイ31では、一人乗車で39バーツで、二人だと67バーツ。また、途中で他の乗客が乗って来ることを避ける借り切りオプションは、97バーツを追加で支払う。

 MuvMiの親会社であるUrbanMobility Tech Co.LtdのCEOであるKrisadaKritayakirana氏によると、今後は年末までにバンコク都内の他の地区で、さらに2,000のスポットを追加する予定で、約200台以上を導入予定。また、EV充電ステーションを現在の15から45カ所に増設配備する。

 同社によると、電動トゥクトゥクはタイ政府のイノベーション事業助成金を得て開発された。年間での燃料消費量はガソリンに比べ、336,000リットル削減でき、炭素排出量が560立方トン削減できると見積もっている。

 かつで2サイクルエンジンが奏でる音からトゥクトゥクと名付けられた三輪タクシーは、タイでのチョイ乗りに欠かせない移動手段だが、これまで不明瞭な料金システムのため、トラブルになることもあった。また、近年はエンジンの騒音や排気ガスが問題視されており、EV化は待ち望まれていた。
【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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