【タイ】チェンマイで『戦没者慰霊祭』3年ぶりに開催

【タイ】チェンマイで『戦没者慰霊祭』3年ぶりに開催

慰霊塔の前で挨拶する樋口惠一チェンマイ総領事(2022年8月15日)

 8月15日の終戦記念日、タイ北部チェンマイ市内のお寺で、恒例となっていた戦没者慰霊祭が3年ぶりに開催された。

 新型コロナのため、3年ぶりとなったチェンマイでの慰霊祭は、バンガード学校内にある慰霊塔で行われた。事前の告知や案内をほとんど出さずに、規模を縮小して開催された慰霊祭には、樋口惠一チェンマイ総領事も参列したほか、チェンマイ在住日本人やタイ人なども参列。日本時間12時に合わせて、タイ時間10時に黙祷が捧げられ、参列者の献花焼香が行われた。

 バンガードの慰霊塔には、インパール作戦で敗走して戻った兵士や、現地で亡くなった約18,000柱納骨されている。元は井戸だった所に遺骨が無造作に投げ入れられていたところを、訪れた日本人や当時の学校長などタイ人有志が協力して建立された。慰霊塔は今でも生徒たちによってきれいに清掃されている。

 樋口惠一チェンマイ総領事は挨拶の中で、「戦後77年。当時の事を知る人がいなくなった今、ここでの歴史を語り継いで行く事が大切。戦後の日本が享受してきた平和と繁栄は、タイを始めとする国際社会との友好関係の中で築き上げられてきたことを再認識し、これまでタイで生活して来れられた多くの先輩方やタイの人々の友好と協力に対して、深く敬意を表します。」と語った。
【取材/写真:そむちゃい吉田】

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