タイ国鉄、爆弾テロで運休していた列車の運行を再開

タイ国鉄、爆弾テロで運休していた列車の運行を再開

復旧工事の様子(写真:タイ国鉄)

 2016年9月12日、タイ国鉄道公団(SRT)は9月3日の爆弾テロを受けて運休していた、タイ南部のパタニー、ヤラー、ナラティワート3県で列車の運行を再開した。

 3日の事件では、パタニー県内を通る線路に仕掛けられた爆弾が爆発し、現場を走行していた旅客列車の最後尾の車両が大破。この爆発で車両に乗っていたSRTの乗務員1人が死亡し、乗客7人が負傷している。この爆弾テロは、タイ南部のマレー系イスラム武装勢力による犯行とみられている。事件を受けSRTは、3県で列車の運行を停止し破損した線路の復旧工事を行っていた。

 マレーシアと国境を接するタイ南部では住民の大半がマレー語方言を話すイスラム教徒で、一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、タイ当局との武装抗争を続けている。2004年以降、1万5千件を超えるテロが発生し、6500人以上が死亡した。

 先月8月11日からシリキット王妃の誕生日である翌12日にかけて、中部、南部の7県で起きた連続爆破放火事件についても、タイ当局はマレー系イスラム武装勢力による犯行という見方を強めている。

【執筆:HT】

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