【ベトナム】ハノイにある本物のシンカフェ

【ベトナム】ハノイにある本物のシンカフェ

シンカフェ改めシン・ツーリストの正規店。現在はこのロゴが正規店の証であり、ハノイには2店舗しかない。観光客でも行きやすいのは外国人向けビアホイ(生ビール)バーが並ぶLuong Ngoc Quyen通り。(撮影:高田胤臣)

 2016年10月3日、ハノイの旧市街は街全体が市場になっていて、ベトナム人もたくさん訪れるし、外国人にとっても観光名所となっている。特に低予算で旅行をする人々にとっては旧市街は宿泊施設もあるし、飲食店のほか、次の旅行地に向けたチケットを手に入れる旅行代理店もあって便利この上ない。

 そんなハノイの旧市街などを歩いていて気がつくのは、看板に「SINH CAFE(シンカフェ)」あるいはそれに似た名前が書かれた旅行代理店がたくさんあることだ。すべてが同じグループ店なのかというほど、ほとんどの店に似た看板が掲げられている。

 シンカフェは調べてみるとベトナム南部の商業都市ホーチミンで創業した旅行代理店で、元はカフェだったようでこの名前になった。1993年に始まったのでまだそれほど長い歴史があるわけではないが、ベトナムで最も有名な旅行代理店のようだ。そして、ハノイにも進出してきた。

 それにしても店舗数が多い。それどころか、シンカフェという名前が微妙に違っていたり、看板にロゴがあったりなかったりする。どういうことなのか聞いてみると、実はほぼすべてのシンカフェが偽物で、勝手にシンカフェを名乗っているだけなのだそうだ。

 では、本物のシンカフェはというと、ハノイにはたった2店舗しかない。しかも、あまりにも偽物が増えてしまったため、本家が社名とロゴを変えており、今は「シン・ツーリスト」になっている。だがすでにこの名称の看板を真似ているところも出始めているので注意したい。現在は正規店は写真のロゴを掲げており、旧市街の外側と、観光客でも行きやすいのはLuong Ngoc Quyen通りにある店舗の2店舗のみである。ホームページにも地図があるので参照にしたい(https://www.thesinhtourist.vn/)。

【執筆:高田胤臣】

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