【タイ】日本と同様にタイでも寺院で自動車交通安全祈願を行う

【タイ】日本と同様にタイでも寺院で自動車交通安全祈願を行う

運転手の上に描かれた交通祈願のお守り。(撮影:高田胤臣)

 2016年10月4日、敬虔な仏教徒の多いタイでは自家用車を購入したり、企業が社用車を購入すると、寺院で自動車交通安全祈願を行う。日本でも成田山など交通安全祈願で有名な寺院があるが、タイでは基本的にはどこの寺院に行っても行うことができる。

 やり方は僧侶によって違う場合もあるが、僧侶が経を唱えながら車両周囲を祓い、続いて車内を祓っていく。タイでは清められた水などをかけてお祓いをする。その後、車内に僧侶が入り、天井に経文などを描いてくれる。主に運転手の上辺りになり、白い粉や赤い粉などを指先につけ、丁寧に作業を進めていく。

 料金は布施として金銭を支払う、ただ、日本のようにセットで料金が定められておらず、持ち込んだ車両オーナーの気持ち次第となる。額が小さくても大きくても交通安全祈願のレベルに違いはない。

 タイでは特に地方の農村などでは僧侶が村の相談役のような存在で村人から慕われており、タイ人の仏教徒がいかに敬虔であるかがよくわかる。そのため、車を買うと真っ先に地元の寺で交通祈願を行うが、現実的にタイは交通事故の多い国であり、交通モラルの方もしっかり成長してもらいたいものである。
【執筆:高田胤臣】

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