休刊中のバンコク発男性総合誌「Gダイアリー」がウェブサイト版で奮闘中

休刊中のバンコク発男性総合誌「Gダイアリー」がウェブサイト版で奮闘中

タイのことをほとんど知らないまま移住し、Gダイアリー編集部に就職した曽利尭史氏。ひとりで切り盛りするようになって半年が過ぎ、貫禄も出始めている。(高田胤臣撮影)

 2017年8月4日、バンコクに編集部を置き、月刊誌として人気を博していた男性総合誌「Gダイアリー」がウェブサイト版として引き続きバンコクを中心とした情報を発信している。「Gダイアリー」は2016年9月に発売した10月号(第204号)で紙媒体としては休刊していた。雑誌としての発行はその後不定期で電子書籍版を刊行していたが、こちらも2017年2月発売号が最後となった。

 雑誌の休刊後はウェブサイト版としてウェブログ形式で情報を提供している。雑誌として刊行されていた当時の営業担当者である曽利尭史氏が編集長となって運営。タイの飲食情報や文化などを中心に記事が掲載されている。

 元々は男性誌であるため、ナイトエンターテインメントの記事も多く、サイト広告はカラオケクラブやマッサージ店が多い。記事にも広告記事が多用され、女性には不快に感じることもあるかもしれないが、中にはタイ経験のまだ浅い曽利氏の素朴な疑問から体当たり取材をした記事もあり、読み物として面白味がある。

 歴代編集長は個性豊かな面々だったこともあり、そういった編集者がすべて去ってしまった媒体としては、かつてのファンから冷ややかな視線があったのも事実。しかし、まったく違った路線で再出発したウェブ版は徐々に閲覧数も増えてきて、今後が期待できるものとなりそうだ。

【執筆:高田胤臣】

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