【タイ】東北部サコンナコンなどで過去47年で最悪の洪水被害3万人が被災

【タイ】東北部サコンナコンなどで過去47年で最悪の洪水被害3万人が被災

洪水に見舞われたサコンナコン市街地の様子(タイメディアより)

 2017年7月28日、タイ東北部サコンナコン県や北部スコータイなど複数が折からの台風により、大規模な洪水に見舞われている。現在、救出と復旧作業が進められている。

 今週に入って東から進んできた台風により、タイ東北部から北部にかけて豪雨に見舞われた。特に東北部一帯では、県の中心部が大規模な洪水に見舞われたため、住民約3万人が被災している他、空港も浸水し一時閉鎖を余儀なくされた。

 当局によると一帯はかつて、1974年にも大洪水に見舞われたが、今回ほどではなかったという。被害総額は1億バーツ(約3億円)に上ると見られ、政府に支援を要請している。

 またナコンラチャシマー県では住民約15000人が床上、床下浸水などで被災。コンケーン県では都市部での洪水が1メートルの深さに達し、自動車約30台が身動きが取れなくなるなどした。

 東北部の中央に位置するマハーサラカムでも県内の川が増水したために橋が浸水、水没するなどしているため地元警察が迂回するよう呼びかけている。

 また、北部のスコータイ県ムアン市では、付近を流れるヨン川が決壊したため、市内の市場など80センチの洪水に見舞われた。現在、他の河川への流量を増やすなどして、市内の排水作業に努めている。

 こうした被災状況にタイ国内では、団体や個人が支援募金の呼びかけが増えている他、有名人などが応援メッセージ動画をアップするなど支援の動きが広がってきている。

 また同じSNSには、深刻な被災にも関わらず、普段は大きな川に生息する大ナマズが迷い込んできたものを捕らえて喜ぶ映像などもアップされるなど、被災してもたくましく明るく乗り切ろうというタイの人のポジティブな側面が垣間見ることができる。

【翻訳/編集:そむちゃい吉田】

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