航空燃料の節約のため外貨獲得を捨てて中止決断か? 北朝鮮「元山航空ショー」が中止に

航空燃料の節約のため外貨獲得を捨てて中止決断か? 北朝鮮「元山航空ショー」が中止に

日本発の情報として元山航空ショー中止を伝える(『中央日報』より)

 2017年8月28日、韓国『中央日報』は、来月23日、24日に開催予定だった航空ショー「元山国際親善航空祝典」が中止されることが日本発で報じられたと伝えた。

 中止理由として、国連安全保障理事会の制裁決議に基づいて、各国の対北朝鮮航空燃料の輸出が、原則として禁止されたことにより、北朝鮮は航空燃料の消費を避けたい狙いがあるという見方を紹介している。

 同祝典は昨年、初めて開催されて外国人1000人と北朝鮮人1万5000人(現地ガイドの発言より)が参加した。今年も春先には日本語を含む専用サイトを開設するなど集客に力を入れており、すでに手配代理店へ参加申し込みを済ましている日本人も復数いたため代理店は顧客のフォローに追われている。
 
 中央日報の記事では、明確な中止理由は定かではないとの『NHK』の報道を引用し、現時点でも 元山国際親善航空祝典公式サイトに中止との情報は掲載されていないと伝えている。

 元山航空ショー中止について日本発の情報だったためか北朝鮮寄りとされる文在寅政権の影響のためか韓国では大きく報じられていない。さらに、中国に至っては、国営メディアはもちろん、インターネットメディアでさえ一切取り上げておらず、中国政府が何かしらの意図を持って情報統制をしているのかと勘ぐりたくなる状況だ。  
【執筆:中野 鷹】

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