中国ではエスカレーターに殺される『エスカレーターの乗り方で中国人と一発で見抜く方法 』

中国ではエスカレーターに殺される『エスカレーターの乗り方で中国人と一発で見抜く方法 』

中国の多くのエスカレーター事故は黄色い注意書きの部分の鉄板が丸ごと抜ける(撮影:我妻伊都)

 2017年10月10日、タイでも日本でも都心には各所に多くのエスカレーターが設置されているが、このエスカレーターの乗り方を見ただけで中国人だと瞬時に分かるポイントが存在する。

 一般的な日本人ならエスカレーターに乗るときに特に意識すること(左右に分れるくらい)なく乗ると思うが、中国人は、エスカレーターの前で立ち止まり、エイっと意を決して飛び込むようにして乗る人がほとんどだ。その習慣は、タイや日本など海外でも変わらない。

 この中国人だけの特殊な乗り方の理由は、中国ではエスカレーター事故が頻発している背景がある。

 もちろん、日本でもエスカレーター事故は起こるが、多くが緊急停止などによる将棋倒しや巻き込みによるケガだそうだ(東京都・2011年〜13年で3865件)。統計が存在する40年強で死亡事故は0件なので、日本人はエスカレーターで人が死ぬイメージは持っていない。

 しかし、中国では、2013年から14年の2年間で事故が165件発生し90人が死亡している。この事故件数は、大怪我や意識不明など命にかかわる重大事故だけをカウントしており、緊急停止や転倒などは含まれていない。

 日本のニュースでも中国のエスカレーターの手前や降り口近くの鉄板が突然抜けて人が落ちる映像を見たことがあると思う。日本だとお笑い番組でしか見ないような光景だ。多くの事故原因が定期検査不足や見落とし、整備ミスとされる。

 そのため、中国人は世界中のどこへ行っても、エスカレーターにおっかなびっくりしながら乗るようになっているのだ。もし、あなたの前でそのような光景を見かけたら、イライラせずに中国人は大変だなと暖かく見守ってあげよう。

【執筆:我妻 伊都】

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