ジャカルタ北スパイ活動拠点のレストランー金正男殺害事件直後に閉店

ジャカルタ北スパイ活動拠点のレストランー金正男殺害事件直後に閉店

インドネシアの首都ジャカルタ(撮影:中野鷹)

 2017年11月20日、2月の金正男氏殺害事件でジャカルタ警察から北朝鮮のスパイ活動のアジトに利用されていると名指しされた「平壌レストラン」は事件翌月の3月上旬にひっそりと閉店していた。

 本サイトでも2月22日に【金正男氏殺害】北朝鮮スパイ活動拠点がジャカルタの北朝鮮レストラン2階にー インドネシア警察が発表 で報じている。

 3月に閉店は一部マスコミや現地情報では挙がっていたが、インドネシアの首都ジャカルタは、日本人駐在員は多いものの観光地ではないため周辺国の大都市と比べると情報が極端に少なく確かなものではなかった。

 11月上旬、店の固定番号に電話をかけると呼び出し音は鳴るものの誰も出ない。たまに利用していたという現地在留邦人に話を聞くと、3月上旬には固定、スタッフの携帯電話ともに通じなくなったとのことなので、3月上旬に閉店したことは事実のようだ。

 平壌レストランは、ジャカルタの中心部から東へ10キロメートルほどのクラパ ・ガディンにあり、幹線路に面しているのでタクシーで行ってもすぐに見つかる(2件隣には韓国焼肉店がある)。実際に訪れると店名の看板が外されて鉄板むき出し状態になっており、店内から白いレースが下ろされていて店内はもぬけの殻だった。
【執筆:中野 鷹】