【インドネシア】韓国製車両を不安視する声も!? やっと2017年ギリギリにジャカルタ空港鉄道運行開始

【インドネシア】韓国製車両を不安視する声も!? やっと2017年ギリギリにジャカルタ空港鉄道運行開始

スマホ専用アプリも用意されている「レールリンク」空港鉄道チケット購入サイト

 2018年1月2日、開通が遅れに遅れていたインドネシアの「スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)」と市内を結ぶ空港鉄道が昨年末12月26日に営業を始めた。

 『ジャカルタポスト』によると、運賃は、1月1日までがプロモーション価格として3万ルピア(約250円)、2日からが正規料金である7万ルピア(約580円)となる。乗車券は、オンラインで購入することもできる。

 運行は1日42本。スカルノ・ハッタ国際空港発が午前6時10分から最終は午後11時10分。現時点での市内の終着駅であるBNIシティ駅(駅名は昨年12月にスディルマン・バル駅から変更)発は、午前3時51分から最終は午後9時51分となる。

 BNIとは、バンクネガラインドネシアの略称でインドネシア初の銀行であり国営銀行の名称。

 さてようやく運行が始まった空港鉄道だが、課題は多い。まず運行間隔が長いこと。本数が多い時間帯で30分に1本、少ない時間帯は2時間に1本と時刻表を事前確認しておく必要がある。もう1点は、空港駅が、昨年5月に本格運用が始まった第3ターミナルであること。ANA(全日空)やJAL(日本航空)が離発着する第2ターミナルまでは、昨年9月に運行が始まったターミナル間移動電車、同国初の全自動無人運転車両システム(APMS)「スカイトレイン」か、巡回バスを利用することになるが、いずれも不便なためタクシーを選択する人も多いと思われ余計な時間を要する。

 また、ジャカルタに滞在する日本人の多くが駐在員のためこんな声も聞こえてくる。

 「ジャカルタに在住するほとんどの駐在員は、社用車が用意されているので、空港までは社用車で行くため空港鉄道を利用する人はいないでしょうね。空港鉄道は空港から市内まで1時間ほどかかるので、社用車やタクシーと同じくらいだし、もし乗るとしても渋滞が特にひどい朝晩以外は利用するメリットはなさそうです。あと、車両が韓国製なので不安だという話も日本人の間から上がっています」(日本人駐在員)。

 ソウルの空港鉄道も、安定的な運行までかなりドタバタ劇が繰り広げられ、韓国鉄道のお粗末な状態を内外に露呈させてしまったことも、記憶に新しい。しばらくは安全運行を優しく見守りたいところだ。
【編集:我妻 伊都】

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