【タイ】地方から根付く日本料理 - 石巻物産展で料理教室が好評

【タイ】地方から根付く日本料理 - 石巻物産展で料理教室が好評

料理研究家の幾多淳子先生によるわかりやすい手ほどきを受けるタイ人生徒たち。取材協力 Shinsen Fish Market http://www.shinsenfishmarket.com/ 写真提供でいぜろバンコク https://www.youtube.com/c/でいぜろバンコクDayzeroBangkok

 2018年2月17ー18日、バンコク都心スクンビット地区のShinsen Fish Marketで3回目となる石巻物産展が開催された。今回は、食材の紹介だけにとどまらず、調理方法なども紹介することで、食材を定着させようとの試みも行われ、参加したタイ人女性たちにも好評だった。

 在住日本人や外国人も多く住むスクンビット地区にあるShinsen Fish Marketでは、日本をはじめ世界各国から魚介類を輸入し、店内に生簀を設置するなど他とは一線を画す設備で外国人のみならずタイ人にも注目されている。

 石巻の魚介類をはじめとする物産紹介は、昨年も行われタイのメディアが取材に訪れるなど注目を集めていたが、今回はより踏み込んで調理法を伝授する試みがなされた。講師には、店内に常設の料理教室を構える料理研究家の幾田淳子さん。集まったタイ人女性に石巻特産の金華サバを使ったサンドウィッチの作り方を伝授した。

 この日参加したタイ人女性の一人は、「サバは、タイ人も好きな魚ですが、ただ焼いて食べています。少しの工夫で食べ方の幅も広がるのがわかったことが嬉しかったです。それに、タイで売っているサバは、香葉と一緒に焼いて臭い消しをしないとダメですが、金華サバはそのままでも美味しくて、感動ものでした」と感激した様子だった。

 また、この日はタイで活動するユーチューバー「でいぜろバンコク」も取材に訪れ、和気藹々とした教室の光景を収録していた。「タイの人がこれほど熱心に日本料理を学ぶ姿には、驚きました。もはやタイでは、ブームを通り越して文化として定着してきている感じですね」と取材後に感想を述べた。

 主催の石巻食品輸出振興協議会会員のフィッシャーマンズ・ジャパン・マーケティング土合和樹氏と、こうした活動をバックアップしているアールピーアイ大島肇氏は、タイで石巻の商品の認知度が上がるだけでなく、根付いていくことを期待して今後も同様の企画を実施したいと、異口同音に語った。
【編集:そむちゃい吉田】

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