【フィリピン】企業買収のプロフェッショナル谷藤英樹氏ーフィリピン証券取引所への上場目指す

【フィリピン】企業買収のプロフェッショナル谷藤英樹氏ーフィリピン証券取引所への上場目指す

Malaya Business Insight(2018年5月22日付)

 2018年5月26日、Asian M&A Linksは、マニラを拠点に展開しているM&Aアドバイザリーファームで、この1年間で6件のM&A(うち5件は日本企業を含むクロスボーダーM&A)を成約している。

 Asian M&A Linksは、2015年に日本人CEO谷藤英樹氏がマニラに設立。顧客企業からのビジネスの拡大、新ビジネス・新市場への進出のニーズに応え、案件の紹介から企業価値評価、スキームの作成、デューデリジェンス、契約書類等作成など全てをトータルサービスとして提供している。

 フィリピンを選んだ理由について谷藤英樹CEOは「フィリピンでのM&Aビジネスの可能性を見い出したこと、多くの外国企業・外国人投資家をフィリピンへ誘致し、フィリピン経済の発展に寄与できることが想像できた」とのこと。既にAsian M&A Linksの仲介によって3社の日本企業がフィリピンでのM&A、ジョイントベンチャーに成功している。

「フィリピンの経済成長の見通しはとても高い2016年にはすでにGDP成長率が6.8%と近隣諸国の中で最も高く、且つ今後も安定的に伸びることが予想されており、近隣諸国の経済成長がもたつく中で、一番の成長国と認知されている。またフィリピン国民の多くは英語を流暢に話すこと出来るなど質の高いプロフェッショナル人材が獲得しやすいとことも魅力である」と話す。日本のような先進国はフィリピンのような開発途上国での投資、M&Aの機会を探している。そういった背景もあり谷藤氏はM&Aビジネスの今後の発展と自社の成功に自信をもっている様だ。

 Asian M&A Linksは、顧客のM&Aニーズに対して案件の始まりから終わりまでの全てのプロセスに対して、レベルの高いM&Aアドバイザリーサービスを提供している。企業価値の評価、調査を行った後、Asian M&A Linksは、対象企業同士の目標や計画を考えたうえで両社のマッチングを行う。Asian M&A LinksのCOOディナ・イラガンは「大手監査法人の多くはM&Aのサポート業務としてデューデリジェンス、バリエーションにフォーカスしている。デューデリジェンス、バリエーションはM&Aで行われる様々なプロセスの一つである。我々はその二つに留まらずM&Aの始まりから終わりまでのフルパッケージでのサービスを提供し、顧客の全てのM&Aニーズに応えている」Asian M&A LinksはフィリピンナンバーワンのM&Aアドバイザリーファーム、アジア全体でも業界のトップレベルを目指している。今年の10月にはタイのバンコクに子会社を設立し、5年以内に社員数をタイ国内でも100人体制にする予定。また長期的な自社の発展のために2019年第二四半期(4月〜6月)に、フィリピン証券取引所への上場を目指しています。ASEANナンバーワンのM&Aアドバイザリーファームを目指しており2020年には社員数を200人にすることを計画しています」と語る。
【編集:ON】

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