【タイ】あまり評判の良くない、エアポート・レール・リンク

【タイ】あまり評判の良くない、エアポート・レール・リンク

パヤタイ駅に入ってくるエアポート・レール・リンクの車両。(高田胤臣撮影)

 2018年7月5日、タイの玄関スワナプーム国際空港に向けて、バンコク市内からエアポート・レール・リンク(ARL)を使ってみた。2010年8月に開業したタイ国鉄傘下の企業が運営する、スワナプーム空港ターミナルに直結する鉄道だ。

 ARLは開業当初は特急もあったが、現在は運休中で各駅停車のみとなる。料金は始発の空港と終点のパヤタイ駅間で45バーツ。タクシーで同区間を移動した場合は高速道路料金を含めないで300バーツはかかることから、非常にリーズナブルで、特に観光客には望まれる交通機関だと見られていた。

 しかし、特急がなくなり、故障や運休が相次ぐ上、朝夕はローカルの人々の通勤にも利用されるために東京さながらのラッシュぶりを見せるため、観光客が大きな荷物を持って乗降するにはやや不便。

 そんなARLにパヤタイ駅から昼12時ごろ乗車。パヤタイ駅はBTSパヤタイ駅に直結しており、天候が悪くても濡れずに乗降できるメリットがある。朝夕ほど混雑はないものの、乗客の半数以上がタイ人で、旅行者はわずか。多くのローカル客は空港の手前の駅で降り、パヤタイ駅で乗り込んだ客の40%程度が空港で降りて行った。

 座席はパヤタイ駅からいっぱいで、最も乗降が多いと見られるマッカサン駅から乗り込むと、かなり混雑している印象を受けるだろう。小さな子どもや老人、体調不良の人には使いづらい。それでも、パヤタイ駅からおよそ30分程度で空港に到着できるので、多少時間に余裕のある旅行者なら利用価値はある。
【編集:高田胤臣】

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