【タイで暮らす】ビザ手続は、カンボジアよりベトナムがお勧め

【タイで暮らす】ビザ手続は、カンボジアよりベトナムがお勧め

ホーチミン市内にあるタイ大使館領事部。ビザ申請がしやすい。特にビジネスビザなどはマルチなども取得しやすいという。(高田胤臣撮影)

 2018年7月24日、東南アジアの人気国タイは2018年の外務省発表における在留邦人者数統計で長期滞在する日本人(日本国籍保有者)は7.2万人超に及ぶ。この中の一部の人、あるいは統計に含まれない人の中には観光ビザなどで短期滞在を繰り返しながらタイで暮らしている。そういった人たちは近隣諸国にあるタイ大使館に一定期間おきに出向き、ビザを再取得する。

 その際、距離的な事情、費用的な面でバンコク在住者の多くは隣国ラオスのビエンチャンにあるタイ大使館に向かう。そのため、ビエンチャンのタイ大使館は毎日たくさんの外国人がタイのビザを求めて殺到する。一例では9時ごろのオープンに向け朝7時に門に到着してもすでに100人が並んでいることさえあるという。

 ビエンチャンのタイ大使館はタイと陸続きであることと、ビエンチャンがタイ国境に隣接していることもあり、いわゆる「ビザラン」という弾丸旅行が行われる。しかし、ビザ申請者が殺到するため、先の例のように時間を取られることは目に見えている。その場合におすすめしたいのが、ベトナムにある大使館である。

 ホーチミンの安宿街で会った日本人男性は、タイのビザ申請のために飛行機でホーチミンを訪れたという。

「ビザとフライトの費用はビエンチャンに行くよりも高いのですが、ほかの滞在費が安く済み、かつ時間がかからない点はおすすめです」

 ハノイにはタイ大使館があり、ホーチミンには領事館がある。両方でビザ申請が可能で、書類や日数は変わらない。ただ、ビザランをする人がほとんどいないため、またベトナム人もタイの滞在は2週間であればビザが不要なこともあってビザ申請に訪れる人がそもそも少ない。並ばずに申請が終わるのだという。

 ただ、ビエンチャンのタイ大使館と比較してデメリットがあり、ビエンチャンではバーツ建てでビザ申請料金を支払える一方で、ベトナムではドル建てになる。そのため、為替リスクが伴う。例えばビジネス用のビザであればビエンチャンは2000バーツ(約6675円)だが、ベトナムは80ドル(約8815円)、その差は約2000円にもなる。

 ただ、ベトナムは物価が安い。ラオスは内陸国のため、滞在費や食費などすべてが高めである。ベトナムは航空運賃を払ったとしても物価が安いことから総合的な滞在費は安く済むので利用しやすい。そのため、先の日本人男性が勧めるように、タイのビザ申請はベトナムの方がストレスなく申請できお勧めだ。

【編集:高田胤臣】

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