子どももIDカードを持つタイ 外国人も身分証明書は必携

子どももIDカードを持つタイ 外国人も身分証明書は必携

バンコク都は出張所が充実していて、商業施設などに窓口がある。週末は新規登録の子どもたちや再登録のタイ人で1時間待ちも普通だ。(高田胤臣撮影)

 2018年8月2日、タイでは満14歳以上はIDカードを取得し、外出時は必ず携帯していなければならない。近年は満7歳から取得できるようになり、10歳前後でタイ国籍を持つ子どもの多くが申請を済ませる。小学校高学年になると学校側も当たり前のように身分証のコピーの提出を要求する。

 現在のタイは公的な文書などの情報がオンライン化され、政府関係の事務所にある端末で情報を確認することができる。IDカードの申請時に指紋も採取される。警察関係者の話では事件現場で指紋が採取されれば、容疑者がタイ人の場合、すぐに身元が判明するという。オンライン化されたことで、パスポート情報などもリンクされることから、身分証とパスポートのアルファベット標記の違いもなくなるなどのメリットがある。

 また、個人情報がオンライン化されたことのメリットは、地方出身者でもわざわざ地元に帰省する必要はなく、バンコク都の事務所あるいは出張所で身分証明書を発行することができる。タイでは出生時に出生証明書が発行され、このときに国民番号が割り振られる。IDカードはこの国民番号を元に発行される。紛失時の再発行には100バーツかかるが、初回発行は無料。

 IDカードはタイ人の身分証明書になるが、外国人旅行者・滞在者も身分証明書は必携で、パスポートもしくはタイ政府が発行するタイの運転免許証などを常に携帯していなければならない。確認を求められることはめったにないが、もし不携帯の場合は拘束されることもあるので注意したい。

【編集:高田胤臣】

関連記事(外部サイト)