【タイ】音楽で築く日タイの友情・若いミュージシャンたちが初めての試み

【タイ】音楽で築く日タイの友情・若いミュージシャンたちが初めての試み

ローカルステージを終えて関係者全員での記念撮影。

 2018年11月29日と12月1日、日本からやって来た若いミュージシャンたちがバンコク都内で演奏会を行い、在住日本人だけでなく、各々の音楽を通してタイ人アーティストたちとも交流を深めた。バンコクでの演奏会は、コレクションオブスター・ミュージックスクール(東京都豊島区池袋4-34-5データバンビルB1)の校長、向井浩二氏が、生徒の若いミュージシャンたちを募り自費参加の形でバンコクを訪れた。

 一行は、11月29日午後にバンコクに到着。都内のホテルに向かうも、いきなり悪名高いバンコクの大渋滞に迎えられた。

 余裕があったはずのスケジュールのはずが、郊外の会場には予定時刻ギリギリに到着となってしまった。この日は、初めての海外という参加アーティストもいて、緊張気味だったミュージシャン達だった。会場となった郊外のローカルレストランには、常連客やタイの音楽関係者などが来店し、和気あいあいとした歓迎ムードの中での演奏となった。はじめ緊張気味だったミュージシャンたちも、いつの間にか和やかに写真を撮り合うなど打ち解けていた。

 続いて、12月2日にはバンコク都心の沖縄料理店金城が主宰するライブスペースLive cubeでは、昭和歌謡をテーマに向井浩二校長と講師のKumiさんを中心に演奏。集まった在住日本人やタイ人の観客は、口々にさすが本物は違うなどと感嘆の声を漏らしていた。

 また、一行は中日だった12月1日にクロントイスラムにあるNGOドゥアンプラティープ財団を訪問。施設の子供たちへ音楽の贈り物を届けるなどもしたほか、わずかな滞在を存分に満喫したようだ。

 「今回の旅でここに来た若いミュージシャンに限らず、今の日本の若い人たちにはもっともっと世界を直に触れて欲しいと思いました。私も今回のツアーに参加してそれを痛感しました。日本の外に飛び出して、今の日本に少なくなってしまった生活の躍動感とか、生きるエネルギーを感じて欲しい。その体験は必ずや自らの血となり、肉となって、音楽だけでなく、自分の人生にも反映されて行くはずですからね」向井校長は、演奏する生徒たちを見守りながら、そう熱く語った。

 公演後、集まった日本とタイの観客たちからは、「ぜひまた来年もその次も、ぜひ定例化して欲しい」という声の中、一行は1日深夜に慌ただしくタイを後にして行った。

【取材/撮影:そむちゃい吉田】

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