中国ホテル改革元年・衛生的な清掃実現に向け、一部ホテルに改善の動き

中国ホテル改革元年・衛生的な清掃実現に向け、一部ホテルに改善の動き

上海 高級ホテル WEBページ 

 2019年1月1日、昨年11月に中国には信頼できるホテルが無いことが明らかになった。北京や上海の世界的な有名ブランドホテルで客が使用したタオルで、コップを拭くなど不衛生な実態が動画で生々しく全世界に伝えられた。中にはトイレを拭いた雑巾で、洗面所やコップを拭くなどの映像も公開された。宿泊客に対する抗議の嫌がらせだ。果たして改善の動きはあるのだろうか。

 有名なブランドホテルの本部では、契約違反だとして次にこうした問題が明らかになった場合、ブランドホテル名の使用を禁止することを確認したところもある。ホテル予約サイトや旅行代理店からホテルへの抗議も強かった。一部のホテルでは、清掃スタッフの待遇を改善し研修を実施。単独での清掃作業を中止して2名で行うことにした。また、清掃後の部屋はマネージャークラスが最終点検することに。また清掃員としての勤務状態が良ければ、ホテルの別の職種への昇進制度を設けるなど。頑張れば報われる意識を植え付けようとしている。ただ、こうした改善を実施したのは一部のホテルで、単に外注先に恐喝めいた要望を指示しただけのホテルもある。2019年も、まだまだ不安な状態は払しょくできそうにない。

 中国では、自分さえよければ良いとの考えが蔓延しており、プロとして仕事を全うしようと考える人は少ない。清掃の仕事は賃金が安いこともあり、勤務先や社会に大きな不満を持ちながら働いている人も多いのが実情だ。中国政府の旅行セクションでは、ホテル改革元年として改善に努めたいとしている。
【編集:RC】

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