【恨みの韓国】差別なのか、区別なのかー複雑な社会

【恨みの韓国】差別なのか、区別なのかー複雑な社会

韓国のイメージ

 2020年7月、朴正煕大統領の長女が亡くなった。推定年齢83歳。ここでおや? と思う方もいるかもしれない。長女って、今拘留されている朴槿恵ではないのか。

 朴正煕大統領は、同棲関係を含めて、3人の女性と家庭を持っている。一人目の女性に子供はいなかったらしいが、2人目の女性には、一女がいた。それが今回亡くなった長女なのだ。

 再婚を繰り返しても、最初に生まれた女児は長女と呼ばれる。何十回と結婚を繰り返して、生まれた最初の女児である長女が沢山いることになる。

 朴大統領が、大統領時代に、昇り上げた時代の長女は、朴槿恵だった。大統領自身は、円満なマイホームパパと国民には映ったらしいが、国民の知らないところで女遊びは派手だったらしい。そして、二番目の妻とその長女に満足のいく経済的な支援もしていなかったという。

 朴槿恵は、朴正煕大統領の「本当の長女」として生きてきたのだろう。自分以外に長女がいることが忌々しくて憎しみすら覚えていたのかもしれない。かの国では、珍しいことではない。まあ、日本でも、父親の前の家庭にいる兄弟姉妹と交流することは珍しいものだから。

 韓国では、拘置されていたとしても、家族が亡くなった際は、拘置所を出て葬式に参列することができる。「泣き女」でも知られるように、参列して大声で泣いて、亡くなった人がいかに人徳があったかを示す。「泣き女」というプロを頼むくらいだから、身内は全身全霊で泣かなければならない。

 しかし、朴槿恵は、帰休の届け出を出さなかった。判決直前だから、煩わされたくないというのも本音だろう。

 自分こそが、朴正煕大統領の「特別な長女」で、唯一の長女だという意地のような仕打ちであるとも言える。ファザコン。自分の弟妹以外に、父親と認めさせない。大統領に自身も上り詰めたからこそ、腹違いの長女は認められない。ここにも、恨の思いが根強く存在する。

【編集:fa】

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