ウクライナ正教会の独立承認=東方教会権威、ロシア反発

ウクライナ正教会の独立承認=東方教会権威、ロシア反発

ウクライナ正教会の独立承認

ウクライナ正教会の独立承認=東方教会権威、ロシア反発

11日、キエフで記者会見するキエフ総主教庁のフィラレート総主教(AFP時事)

 【モスクワ時事】キリスト教東方正教会の最高権威であるコンスタンチノープル総主教庁(トルコ・イスタンブール)は11日、ウクライナ正教会の独立を承認したと発表した。ウクライナ正教会についてはロシア正教会が管轄権を主張していたが、対ロ関係悪化を受け、ウクライナ政府が独立承認を求めていた。ロシア正教会は反発しており、両国間の亀裂がさらに深まりそうだ。

 ウクライナ正教会の独立で、ロシア正教会は東方正教会での影響力を大きく失うことになる。ロシア正教会を通じて東方正教会世界に影響力を及ぼそうとしていたプーチン政権にとっても打撃となりそうだ。

 ウクライナのポロシェンコ大統領は「悪に対する善の勝利だ」と称賛。インタファクス通信によると、ロシア正教会トップのキリル総主教の報道官は「破滅的な決定だ」と非難した。 【時事通信社】