首相候補アンワル氏が政界復帰=マレーシア下院補選で当選

首相候補アンワル氏が政界復帰=マレーシア下院補選で当選

13日、マレーシア・ポートディクソンで、連邦下院補欠選挙での勝利を喜ぶアンワル元副首相(中央)(AFP時事)

 【ポートディクソン(マレーシア)時事】マレーシアの連邦下院補欠選挙の投票が13日、首都クアラルンプール南方の港町ポートディクソンの選挙区で行われた。即日開票の結果、次期首相候補のアンワル元副首相(71)が当選した。2015年に同性愛行為の罪で有罪判決が確定し国会議員を失職して以来、3年6カ月ぶりの政界復帰を決めた。

 アンワル氏は当選後の記者会見で「マレーシアから独裁政治や汚職をなくし、自由で豊かな国にすることが私の夢だ」と語った。

 補選は、アンワル氏の所属する人民正義党の議員の辞職に伴い実施された。アンワル氏は下院議員返り咲きで、首相就任が可能となる。マハティール首相(93)は「2年をめどに首相職をアンワル氏に譲る」と明言している。

 マハティール氏とアンワル氏はかつて対立したが、現在は和解。アンワル氏は8日の選挙演説で「マハティール氏の指導力は重要」と持ち上げ、両者の関係修復を演出してみせた。 【時事通信社】