トランプ氏対応に批判=白人至上主義批判せず−反対派との衝突事件・米

米衝突トランプ氏対応に批判

トランプ氏対応に批判=白人至上主義批判せず−反対派との衝突事件・米

トランプ氏対応に批判=白人至上主義批判せず−反対派との衝突事件・米

12日、米バージニア州シャーロッツビルで、白人至上主義者の集団とにらみ合う反対派(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米南部バージニア州シャーロッツビルで12日、白人至上主義団体などと反対派が衝突し、多数の死傷者が出た事件をめぐり、トランプ大統領が人種差別主義に対する批判を明言しなかったことが波紋を広げている。ホワイトハウスは13日、白人至上主義も非難の対象だと釈明したものの、トランプ氏の問題認識の欠如に批判が強まっている。
 事件では、反対派が集まっていたところに車が高速で突っ込み女性1人が死亡、重体の5人を含め19人が負傷した。警察によると、亡くなったのは同州出身の法律事務所職員、ヘザー・ヘイアーさん(32)と確認された。
 米メディアによれば、車を運転していた20歳の男は殺人容疑などで逮捕され、連邦捜査局(FBI)が動機などの捜査を始めた。米紙ワシントン・ポストは、男の高校時代の教師の話として、男がナチス・ドイツやヒトラーの思想に共鳴していたと伝えた。
 一方、トランプ氏は12日、事件を受けて「多くの側面での憎悪と偏見と暴力の表れを最も強い言葉で非難する」と表明した。だが、人種差別主義批判には直接言及せず、反対派にも非があったとも受け止められる「多くの側面」と述べたことで、与党・共和党を含め批判の声が上がった。