ウォーレン氏、じわり台頭=女性・若者に共感−米民主

ウォーレン氏、じわり台頭=女性・若者に共感−米民主

ウォーレン米上院議員=7月24日、ミシガン州デトロイト(AFP時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選の民主党の候補者指名争いで、ウォーレン上院議員(70)がじわりと支持を広げている。革新的な政策が女性や若者の共感を集め、左派の筆頭候補の座をサンダース上院議員から奪う勢いだ。

 6日発表のキニピアック大世論調査でウォーレン氏は、前週比6ポイント増の21%に支持率を上げた。サンダース氏(14%)を上回り、トップのバイデン前副大統領(32%)に次ぐ。7日発表のエコノミスト誌の調査でも、サンダース氏を5ポイント上回る18%の支持を獲得した。

 上り調子の背景には、相次いで打ち出す大胆な政策がある。富裕税の導入、「アマゾン解体」、学生ローン帳消しなどで、穏健派からは実現性を疑問視する声も根強い。だが、ウォーレン氏は7月末の討論会で「『できない』と言うために、なぜわざわざ大統領を目指すのか理解できない」と切り返し、喝采を浴びた。

 支持層別に見ると、特に女性と若者で伸びが著しい。いずれの層も3月の同大調査では1桁だったが、今月は、若年層(18〜34歳)で各候補者のトップの25%、女性もバイデン氏に次ぐ24%の支持を得た。

 若者や女性の投票は、昨年中間選挙で民主党の下院圧勝の原動力になった。リベラル化が進む民主党支持者のニーズを巧みに捉えるウォーレン氏に対し、トランプ大統領のある選対幹部は「バイデン氏やサンダース氏の勢いがなくなれば、今後さらに支持を獲得する」と警戒している。 【時事通信社】