米国人女性・子供9人殺害=トランプ氏「麻薬カルテルと戦争」―メキシコ北西部

米国人女性・子供9人殺害=トランプ氏「麻薬カルテルと戦争」―メキシコ北西部

5日、メキシコ北西部ソノラ州で銃撃を受けた現地在住米国人が乗っていた車両(AFP時事)

 【ブラジリア、ワシントン時事】メキシコ北西部ソノラ州の検察局は5日、チワワ州との州境で4日午後、現地在住の米国人を乗せた3台の車列が待ち伏せされて銃撃を受け、9人が殺害されたと発表した。米国人らはいずれもモルモン教徒。地元メディアによると、犠牲者は女性3人と、乳児を含む12歳未満の子供6人だった。

 3台には女性3人と未成年14人が分乗していた。モルモン教徒らは現地で暴力追放運動を行っていたといい、ドゥラソ治安・市民防災相は記者会見で「犯罪組織の勢力争いに誤って巻き込まれた可能性がある」と述べた。

 ソノラ、チワワ両州は米国境に接しており、複数の麻薬カルテルが覇権をめぐって激しい抗争を繰り広げている。

 トランプ米大統領は事件を受け、ツイッターに「メキシコは今こそ、米国の支援を得て麻薬カルテルと戦争し、連中を地上から消し去る時だ」と投稿。大統領報道担当官によると、トランプ氏はその後、メキシコのロペスオブラドール大統領と電話で会談し、犯人を間違いなく裁きにかけるため、米政府として協力すると申し出た。 【時事通信社】