首相政敵、帰国計画表明=経由地タイは入国認めず―カンボジア

首相政敵、帰国計画表明=経由地タイは入国認めず―カンボジア

カンボジアのフン・セン首相の政敵、サム・レンシー氏=2018年2月、豪キャンベラ(EPA時事)

 【バンコク時事】カンボジアで長期政権を敷くフン・セン首相の政敵で、国外に逃れているサム・レンシー氏(70)は6日、滞在先のパリからタイを経由し、カンボジア独立記念日の9日に帰国する考えをツイッターで表明した。タイ政府は入国を認めない方針だ。

 カンボジア政府は反フン・セン政権の象徴となっているサム・レンシー氏が帰国した場合、野党支持者が勢いづき、大規模な反政府行動に発展する可能性があるとみて、警戒態勢を強めている。

 サム・レンシー氏は8日にバンコクに到着し、陸路で帰国する計画を示した。しかし、タイのプラユット首相は記者団に「東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国政府の反対勢力がタイを利用するのを容認しない」と述べ、入国させないよう関係当局に指示したことを明らかにした。 【時事通信社】