ウォーレン氏「富裕税計算機」公開=ゲイツ氏と面会に意欲―米大統領選

ウォーレン氏「富裕税計算機」公開=ゲイツ氏と面会に意欲―米大統領選

米民主党のウォーレン上院議員=10月17日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】2020年米大統領選で野党民主党の公認指名を争う左派のウォーレン上院議員は7日、自身が提唱する「富裕税」の納税額を調べることができる「計算機」をキャンペーンサイトで公開した。構想への懸念や反発を受けたもので、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏ら著名な富豪の納税額の試算も掲載した。

 富裕税はウォーレン氏が掲げる国民皆保険制度や学生のローン返済免除の財源として、5000万ドル(約55億円)超の資産などへの課税を想定。「影響を受けるのは最も裕福な約7万5000世帯だけ」と説明している。計算機は、資産額を入力すれば納税額が表示される仕組みだ。

 世界的富豪として知られるゲイツ氏は、6日のイベントで富裕税に関し、自身がこれまでに100億ドル(約1兆1000億円)以上を納税していると強調。「1000億ドル払えとなると、少し計算しなければ」と冗談を飛ばした上で、やる気を起こすシステムも必要だと構想に懸念を示した。

 さらに、ウォーレン氏と面会する可能性について「彼女の心がどれくらい広いか、大金持ちと同席したがるか分からない」とも語った。

 これに対しウォーレン氏は、ツイッターで「見解の異なる人と会うのは大好き」と面会に意欲を示すとともに、ゲイツ氏の納税額が「1000億ドルにならないと約束する」と投稿した。ウォーレン氏のサイトは、ゲイツ氏の富裕税納税額を約64億ドル(約7000億円)と試算している。 【時事通信社】