モラレス大統領が辞任=選挙不正疑惑で混乱、軍離反―ボリビア

モラレス大統領が辞任=選挙不正疑惑で混乱、軍離反―ボリビア

10日、ラパス郊外エルアルトで声明を発表するボリビアのモラレス大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ボリビアで10月20日投票の大統領選開票作業に不正が疑われ混乱が広がっている問題で、「4選」された左派のモラレス大統領は10日、辞意を表明した。これに先立ち、軍司令官は大統領に退任を迫っており、モラレス氏は後ろ盾である軍の離反で窮地に陥った。

 現地報道によると、軍のカリマン司令官は10日、声明を出し「平和を取り戻し、安定を維持するため大統領に辞任を勧める」と発表した。直後にモラレス氏は国民向けのテレビ演説で「議会に辞表を提出した」と明かし、「先住民出身の大統領、すべてのボリビア人の大統領として、平和を追求する義務がある」と説明。反政府運動を抑え切れなくなったことを事実上認めた。 【時事通信社】