世界的指揮者ヤンソンス氏死去=ラトビア出身、76歳

世界的指揮者ヤンソンス氏死去=ラトビア出身、76歳

世界的指揮者のマリス・ヤンソンス氏=2015年12月、ウィーン(EPA時事)

 【ベルリン時事】ラトビア出身で、世界でも有数の指揮者とされるマリス・ヤンソンス氏が11月30日、ロシア北西部サンクトペテルブルクの自宅で死去した。76歳だった。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は1日、声明を出し「悲報に今朝接した。本日の演奏を故人にささげる」と発表した。ロシアからの報道によると、死因は心不全だったと近親者は述べている。

 ヤンソンス氏は1943年、リガ生まれで、父親は名指揮者のアルビド・ヤンソンス。現在は独バイエルン放送交響楽団の首席指揮者を務め、契約は2024年まで残っていたが、心臓の病気で今夏から複数のコンサートを中止していた。

 ヤンソンス氏は79年から2000年まで、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団で首席指揮者を務め、国際的な評価を高めた。03年にバイエルン放送響、04年にアムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に相次いで就任し、欧州の2名門のトップを兼任した。来日公演もたびたび行っている。 【時事通信社】