トランプ氏、他国首脳の笑い草?=延々続く冒頭会見で―NATO

トランプ氏、他国首脳の笑い草?=延々続く冒頭会見で―NATO

3日、ロンドンで、首脳会談に際し、笑顔を見せるマクロン仏大統領(左)とトランプ米大統領(AFP時事)

 【ロンドン時事】「それで遅刻したのか?」。英国のジョンソン首相が、フランスのマクロン大統領に笑いながらこう問い掛けた。カナダのトルドー首相が「(マクロン氏が)遅刻したのは、彼が会談冒頭で40分も会見したからだ」と相づちを打つ。

 エリザベス英女王が3日、ロンドンのバッキンガム宮殿で主催した北大西洋条約機構(NATO)創設70年を祝う歓迎行事で撮影された映像がインターネット上で話題を呼んでいる。英仏カナダ3カ国の首脳がグラスを片手に、トランプ米大統領を物笑いの種にしているとみられる様子が映されていたからだ。

 3人は実名こそ出していなかったが、笑い草になっていたのがトランプ氏なのは明らか。トランプ氏は3日、NATOのストルテンベルグ事務総長、マクロン氏、トルドー氏とそれぞれ会談したが、いずれも会談の前後で記者団の質問に応じ、会見時間は延べ2時間1分に及んでいた。

 カナダのメディアが報じた約25秒間の映像では、ジョンソン氏の問い掛けに対し、マクロン氏が手ぶりを交えながら何かを説明。その後、トルドー氏が「彼のスタッフは(あぜんとして)あごが床に着きそうなほどだったよ」と述べ、首脳会談そっちのけで延々と続く記者会見に、トランプ氏の側近らも驚きを隠せなかったとやゆした。

 トランプ氏は4日、ドイツのメルケル首相との会談冒頭に記者団から映像について感想を問われ、「(トルドー氏は)二枚舌だ」と切り捨てた。 【時事通信社】